紫外線の悪影響

 

紫外線対策をしなければいけない、というのはよく聞くものの、
「そもそも紫外線の何が悪いのか」というのを、ばくぜんとしたイメージでしか知らない人も多いです。

 

紫外線があなたに及ぼす悪影響を、しっかりと知っておきましょう。

 

紫外線A波・B波に共通する悪影響

 

紫外線A波・B波ともに共通する悪影響として挙げられるのが、シミ・シワ、そして免疫力の低下
です。

 

この中でもシミについては「紫外線に当たりすぎると黒化したメラニン色素が沈着してシミができやすくなる」というのはよく知られていますが、シワも紫外線が大きな原因となっていることは、意外と知られていないんですよね。

 

というのも、「シワは加齢による老化によってできるもの」と思われているからです。

 

 

もちろんそれも正解なのですが、実は「加齢による老化現象」だけでできるシワというのは、意外にも、浅い「ちりめんジワ」に近いものが多いのです。

 

深くクッキリと刻まれるシワの多くは
「加齢による老化+紫外線の悪影響による肌細胞の老化」の2つの要素
が組み合わさったものなんですよ。

 

紫外線を受けると、肌の弾力を出すために欠かせない、肌を内側から支える「肌繊維」が傷つけられ、切断されてしまうこともあります。これにより弾力を失ってゴワゴワになった肌が陥没して、深いシワを刻んでしまうのです。

免疫力の低下について

 

次に、「免疫力の低下」についても説明しておきましょう。

 

私たちは日々の生活でさまざまな細菌やウイルスに接触することになりますが、それでも、発病したり、発病したとしてもあまり悪化しないで済むのは、体の免疫細胞がきちんと働いているからです。

 

ところが
紫外線を浴びると、
この免疫機能に異常が生じるリスクがあります。

 

「異物が体に進入してきたぞ」という信号を免疫細胞に送ってくれる役割を果たす、ランゲルハンス細胞というのが表皮近くにあるのですが、紫外線のダメージを受けると、このランゲルハンス細胞がうまく働かなくなってしまうのです。

 

つまり、免疫機能が働かず、無防備なところに細菌やウイルスが飛び込んでくるので、
感染症の発病リスク・重症化リスクが上がってしまうのです。

 

紫外線A波の悪影響

紫外線A波特有の悪影響として挙げられるのは、
皮膚のたるみの発生および「光線過敏症」です。

 

まず、皮膚のたるみに関しては、紫外線A波は皮膚の奥深くにある「真皮層」まで到達するため、
肌繊維をズタズタに断ち切る力が特に大きいのです。

 

真皮層まで破壊された肌は完全に弾力を失い、だらんと伸びきったじょうたいになるため、
たるみが生じてしまうというわけです。

 

次に「光線過敏症」とは何かというと、
「光線=太陽光の影響を受けると、普通以上に肌が敏感に症状を出してしまうようになる病気」
のことです。

 

ホルムアルデヒドなどの化学物質に多くさらされた人が化学物質過敏症になりやすいのと同じように、紫外線を多く浴びた人は、ある日それが「体の中のリミッター」を越えてしまい、それ以降は紫外線に対して肌が過剰に反応するようになってしまうことがあるのです。

 

光線過敏症になってしまうと「ちょっと紫外線が当たっただけで皮膚症状が出る」という状態になってしまうので非常にやっかいです。光線過敏症になる前に、紫外線対策をしておくことが非常に大切だということですね。

 

紫外線B波の悪影響

紫外線B波は、真皮層まで到達するA波と違い、表皮部分に集中して悪影響を与えるのが特徴です。

 

そんな紫外線B波特有の悪影響として挙げられるのは、
肌の乾燥日焼けによる炎症皮膚がんリスクの上昇です。

 

まず、日焼けによる炎症は、まさに肌の表面でヒリヒリするのが実感できますから、これは説明するまでもないでしょう。
肌の乾燥は表皮の角質細胞がダメージを受けることによって、皮膚がんは表皮に存在するDNA細胞が傷ついて、その修復や正常な細胞コピーができなくなることによって発生します。

 

「紫外線B波は肌の奥まで届くわけじゃないから大したことない」
と、甘く見てはいけないということですね。

 

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